新潟県、糸魚川市にあるまさに知る人ぞ知る店。一見、ただのお魚屋さんなのですが、二階で桶盛りを出してくれます。
検索すればすぐに出てきますが、ここのおばちゃんの口がなかなか悪いと評判です。いざ行って、当たり前のようにタメ口で対応をしてくれるおばちゃんには「なるほどw」と思わずにんまりさせられます。しかし、それ以上に今回は息子さん?の対応の方が斬新で衝撃を受けました。「えっ!?ん!?ん~~っ!!!???ちょっ、まじでっ!!?」と思わされること数度。気の短い人だとちょっと絶えられないかもです。(’w’;)。
でも「100円のハンバーガーやドーナツを買うのに100点満点の接遇」を見せてくれる近年のサービス業の敷居の高さの方が異様なのだと思えば、気にならなくなるかもw。きっと彼はレストランはおろか、ファーストフードやコンビニにも行ったことがない昔かたぎの男前に違いない。
一階が魚屋さんで、二階が食堂になっています。前評判では「汚い」などと言われていましたが、かわったのかな?こざっぱりとした座敷で不潔な印象はうけませんでした。
メニューはなく、一人1500円~の値段を言えば、それに応じた桶盛りが出てきます。おばちゃん達の口の悪さとは裏腹に、盛り付けは細かく丁寧。これで1人2000円の3人6000円分の桶盛り。ご飯と味噌汁は別途300円。
味に関するレビューはする必要がありませんね。
北陸の取れたての海の幸が不味いわけがありません。少々大げさですが、この小さな桶盛りの中に、「古きよき日本の風土」が味で表現されています。刺身を救っていくと、また下から刺身が出てきたりして、まるで宝箱のようです。
ボリュームや味・鮮度を考えれば相当リーズナブルなこと間違いなし。
おばちゃん達の口の悪さも、ちょっとした香辛料のようなもの!?
もう登るなよ
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